人間、誰だって人からネガティブな影響は受けたくないですよね。
環境ってものすごく大事で、嫌な人間関係の中に身を置いていたら、どうしたってつらい毎日になってしまいます。
ところで、SNSにも人間関係はあります。私も知らないうちに、SNSから悪い影響を受けているかもしれないな……と思っていたので、動画サイトで「避けるべき人の特徴」をあげている動画をいくつか見ました。
そこで挙げられていたのはこんなものです。
・言葉使いが汚い人
・命令口調で偉そうな人
・否定ばかりする人
・人の話を聞かず、自分の話ばかりする人
まぁ、こんな人のことは誰だって嫌いですし、避けたほうがいいに決まってるよね、という話ですが、こういう人達がたくさん集まってる場所ってありますよね。
そう、はてなブックマークです。
このガイドラインでは、「たとえ論評の範疇であっても、他者の尊厳を損ね、配慮に欠ける表現は控えてください。いたずらに侮蔑的・冷笑的な内容、ユーモアの域を超えた皮肉やマウンティングの要素を含むコメントの投稿は推奨するものではありません」とわざわざ書いています。
それだけ、はてなブックマークでは皮肉や冷笑的な発言が目立つのです。
メンタルをいい状態に保ちたいなら、こうした場所からは離れる必要があります。
ここ数カ月、私は筋トレや有酸素運動に力を入れ、SNSを使う時間を減らして読書の時間を増やしました。
仕事上必要なノウハウも学び、その結果収入も少しづつ上がり、メンタルもかなりいい感じになってきました。
ですが、ここ一週間ばかり、かなり気分が落ちていました。イライラすることが増え、何をしていても心がすっきり晴れることがなかったのです。
どうして、こうなってしまったんだろう？と思い、一週間前からの時間の使い方を見直してみたところ、X（旧ツイッター）やはてなブックマークを見る時間がいつのまにか増えていたことに気づきました。
Xのトレンドワードには、過激なものや攻撃的なものが少なくありません。はてなブックマークで話題になるものも、ネガティブなものが多いのです。
最近ならジャニーズタレントに対する二次加害の話題など、目を覆いたくなるようなひどいものをよく目にします。
こんなことは、ジャニーズの話題を追いたい人以外、知る必要はありません。知らなくたって日々の生活にも、仕事にもなんの支障もないのですから。
はてなブックマーカーは批判を好みます。はてなブックマークは何かを叩くことで評価されやすい場だからです。
このため、はてなブックマークではジャニーズタレントへの二次加害のように、批判したくなるようなひどい話題が好まれるのです。
「叩いてもいい相手」を見つけ出してきて叩くことがブックマーカーの生きがいです。X（旧ツイッター）にも似たような人がたくさんいます。
こうした人々が集う場所に身を置きながら、いい気分になれるはずもありません。
いくら運動や筋トレでいい気分になっても、SNSの陰湿で攻撃的な発言を読んでいたら、いい気分は維持できません。
メンタルをいい状態に保ちたいなら、気分を上げる習慣を身につけるのも大事ですが、気分を落ち込ませる習慣をやめることもそれ以上に大事なのです。
私は1日SNSをやめただけで、気分が劇的に回復しました。個人的には、SNSから遠ざかることは、他のどんなノウハウよりメンタルを良くしてくれる効果があると感じています。
はてな運営はどうにかしてブックマークを浄化しようとはしているようですが、ガイドラインで「元記事を読んでからコメントしてください」と言わなければいけないほど民度の低い場所を改善するのはかなり難しいでしょう。
はてなブックマーカーは、安全圏から好き放題相手を叩きたい人が集う場所です。だからこそ、ヨッピーさんがブックマーカーを批判すると彼らは激怒するのです。
「好き放題ヤジを飛ばして気持ちよくなりたいだけなのに、反撃するな」ということでしょう。
こういう場所からは一刻も早く離れるのみです。逃げるは恥だが役に立つ。いえ、逃げるのは恥でも何でもありません。アンガーマネジメントの基本は、怒りの元から離れることです。
正義中毒に染まった「怒りのSNS」から離れることで、健康的なメンタルを取りもどせます。
