lstf's blog

いつでも好奇心

創作には人の幸福度を下げる要素がありすぎる

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こんな動画をみつけたんですが、これめちゃくちゃ大事なこと言ってますね。

この内容を実践するだけで、かなり日々の幸福度が上がると思います。

さて、この動画の内容で一番私が大事だと思っているのは「他人の幸せをのぞき見るのをやめる」こと。

具体的には、SNSを見る時間を減らすことです。

 

なぜ、SNSの使用時間を減らさないといけないのか?

それは、SNSは他人の人生のハイライトばかり流れてくるからです。

創作関連で言うと、「〇〇万PV突破しました!」「〇〇賞を受賞しました」「書籍化デビューしました」などなど……

人と比べるなと言われても、こうした報告はつい気になるものです。

人間の脳は、大きなものはより大きくとらえてしまう特徴があるので、他人の成功は実際以上に大きく見えてしまうからです。

 

これをふせぐには、SNSを見ないのが一番ですよね。

人の成功を知らなければ嫉妬のしようもありません。

創作をしている人の場合、小説投稿サイトなども一種のSNSと考えたほうがいいと思います。

コメントやレビューをつうじて読者や他の作者との交流ができるという意味ではSNSですし、投稿サイトでは自分よりずっと評価されている人たちの様子がすぐ目に入ります。

投稿サイトばかり見ていると、まさに「他人の幸せをのぞき見ている」ことになってしまうのです。

 

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私は以前、創作を離れてメンタルが圧倒的に楽になった体験について書きました。

今思えば、これは当然だったのです。

その頃私は小説投稿サイトを見なくなっていたので、幸せそうな人と自分自身を比較して苦しむことはなかったのです。

周囲の評価を気にせず、ただ好きな読書に没頭する日々は、それは楽しいものでした。

 

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この動画では、幸福のひとつの要素として「没頭」があると解説されています。

何かに没頭することができれば、周囲の評価とは関係なく幸せになれます。

もちろん、創作に没頭することもできます。そうなれれば、作品が高評価されなくとも幸せが味わえるのです。

私の考える理想の創作とは、この「没頭」が味わえている状況です。周囲の評価はあったほうがいいのですが、なければいけないわけではありません。

他人の評価はこちらがコントロールできないので、気にしすぎても仕方ないんですよね。

 

どうせ創作をするなら、あくまで自分がやりたいからやる、が基本スタンスでないと、メンタルを崩しやすくなります。

人に評価されたいから、褒められたいから、が動機だと、評価されそうな作品しか書けなくなります。

この傾向が行き過ぎると、それは他者の評価に自分自身の人生をゆだねることになってしまうのです。

「評価されるために書く」をやめるには自己肯定感を高めるのが大事なのですが、この法についてはいずれ機会を改めて書きたいと思います。