lstf's blog

いつでも好奇心

柳沢正史さんの書いた睡眠の本はある?

柳沢正史さんは、2023年ノーベル賞の候補として有力視されている睡眠学者です。

柳沢さんによると、日本人の睡眠時間は6時間18分と世界的にもかなり短く、多くの人が睡眠不足に陥っているといいます。

そんな柳沢さんに正しい睡眠のやり方を教えてもらったら、毎日を健康的にすごせそうですよね。

 

 

では、柳沢正史さんの書いた著書はあるでしょうか?

実はニュートンプレスから『ニュートン式 超図解 最強に面白い!!睡眠』という本が出版されています。

ただし正確には柳沢正史さんはこの本の著者ではなく、監修者のようです。

 

もっとも、ノーベル賞候補にあがったことで柳沢さんの知名度は上昇しているので、書籍執筆のオファーも来ているかもしれません。

今後、柳沢さんの睡眠にかんする本が今後出版される可能性もありそうです。

睡眠の質をよくする方法としては、こちらの質疑応答がとても参考になります。

 

www.youtube.com

 

「目を閉じて横になるだけで、睡眠の6割くらいの効果があるって本当?」という質問に、柳沢さんははっきり「嘘です」と回答しています。

眠らない限り、睡眠欲求=睡眠負債は絶対解消されない、ということです。

睡眠負債」とは、睡眠不足が続くことで、心身に支障をきたしてしまうことを指します。

現代の日本では、国民の2割、30代~40代の三人に一人は睡眠負債を貯めているといわれています。

 

www.youtube.com

 

人間は睡眠負債をかかえていると、パフォーマンスが大幅に落ちてしまいます。

逆に、睡眠をじゅうぶんに取ることで、パフォーマンスを上げることもできると考えられます。

柳沢正志さんは日本人の睡眠負債を解消できれば、GDPの3%もの効果が生まれると考えています。

事実、国民一人あたりのGDPが高い国ほど、国民はよく寝ているのです。

日本復活の鍵は、案外、睡眠負債の解消にあるのかもしれません。