スレイヤーズ!のイラストで有名なあらいずみるい先生が、イラストにAIを使用していると批判されていたそうです。
これに対してあらいずみるい先生は批判にこたえるため、イラストの制作過程の動画を公開しています。
同人誌の表紙_(┐「ε:)_ちゃんと描いてるんよー
— あらいずみるい☆ (@araizumirui) 2023年8月14日
ラフからレイヤー分け
わかりやすい動画上げるねー*。٩(ˊᗜˋ*)و*。
レイヤー構成見られちゃって(/ω\)ハズカシーィ pic.twitter.com/yh6SrUBdmb
こんなことまでしなければいけないとは、窮屈な時代になったものです。
本来疑っている側に挙証責任があるはずですが、疑われた側が疑惑を否定する努力をしないといけないのですから。
すでにツイッター(X)ではこの件について、AI疑惑をかけている人への批判もかなり出ています。
中には「収益目的だろう」という批判も。
なるほど、これ炎上でTwitterからお金もらうつもりじゃ?
— らくしゅみ 𝕏 🈁 solday2 (@laksmix) 2023年8月15日
あらいずみるい先生にAI疑惑、かけた人が、何故かXブルー認証してるわけですね。見られてインプレッションもらえるわけ。
AI疑惑をかけている人がお金目当てにやっているかはわかりませんが、批判によりインプレッションが増え、結果としてお金を得てしまう人が出てくるかもしれません。
一方で、Ai疑惑をかけている人を批判することでもインプレッションは稼げます。
はたして、人に難癖をつける人と、その難癖を批判する人ではどちらが儲かるのか……?
普通に考えると、人に難癖をつけたり誹謗中傷をしていると、アカウントが凍結されたり、最悪訴えられるリスクもあるので、難癖などつけないほうがいいように思えます。
しかしそうなると、個人名ではなく「叩いてもいい存在」を叩いてインプレッションを稼ぐ手法が出てくるかもしれません。
ルールの内側でぎりぎりのラインを狙う輩は、いつの時代でもいるものです。
大げさにいえば、ツイッター(X)の収益化は、正義と悪のどちらが勝つかという社会実験になると思います。
デマや誹謗中傷にならない程度の悪口が一番稼げるとなれば、Xはますます治安の悪い空間になるでしょう。
一方、そういう人たちを批判するほうが稼げるなら、「正義」側の投稿が増え、治安は改善されるでしょう。
現在、Xの収益化に関しては悪い予想をする人が多いのですが、私自身はまだどちらに転ぶかはわからないと思っています。
いずれにせよ、両派の争いが過激化することは間違いないでしょうね。
どちらの陣営にいても、バトルが増えるほどインプレッションも増えるので。
こんな時代なので、私自身はしばらくXから離れようかなと思っています。
もっと平和な世界に住みたいので。